会社風景1 会社風景2 Gas Carrier (SP/FR Type) Chemical Tanker General Cargo icatch
One Stop Order Made Ship Builder 風光明媚な地として有名な瀬戸内海は、日本国内の海上交通の要衝の地として栄えてきました。弊社も、当地において1931年創業以来、長年、船舶の建造に携わり、微力ながらも海運の発展に寄与するとともに船舶建造の技術を磨き、実績を積み重ねて参りました。佐々木造船株式会社は、21世紀の求める新たな船舶を、共に創りあげていく仲間を募集しております。

技術職

設計
当社の設計の仕事は大別して以下の5つがあります。いずれの仕事も、社内(設計や営業など)・船級協会・設計会社・機器メーカーなど多くの関係者と技術的な打ち合わせを重ねながら、CADを用いて必要となる資料や図面を作成する仕事です。なお、作成した図面等は最終的に船主及び船級協会に提出し、承認を得なければ建造工程に移ることはできません。このため、自ら作成した図面等を船主や船級協会に提出した後、お客様の疑問や要望を解決したうえで承認を得ることも重要な仕事の一つです。
基本・船殻設計
お客様からのご要望(引き合い要目など)をもとに、船の長さ・幅などの主要寸法を決定し船型を作成した後、船級規則・自社基準に基づいて強度計算を行い船体(船殻)の構造を決定するなど船舶設計のスタート地点を担う業務です。
機関設計
主機・補機・ボイラーなどの機器、及び主機からプロペラに至るまでの軸系など、機関設備に関する設計業務を行います。具体的には機関室内の機器やタンクの配置、機関室内配管及び機関艤装に関する資料や図面の作成を担当しています。
船体配管設計
機関部を除く全ての配管に関する設計業務を行います。油送船などにおける荷役に関する管系統はもちろん、居住区やバラスト、船首部や船尾部の管系統など、船全体の血流を担う仕事です。
船体艤装設計
船の使い勝手を良くするための様々な設備を設計する仕事です。具体的には、船級規則に留意しながらも操作性を考慮に入れて、レーダーマストや船首マスト、係船設備やパッセイジ(通路)など、船に実用性をもたせるための設備に関する資料や図面を作成します。
電気設計
発電機や配電盤を始めとする電源動力装置のほか、航海計器や通信装置、照明装置など、電気艤装品に関する配置・配線を担当しています。具体的には、運航状態(出入港時、航海時、荷役時)に応じた電力消費量を求めたうえで必要となる電力供給量を算出したり、各電気機器の系統図や配置図を始めとした資料・図面を作成する仕事です。

生産設計
CAMを用いて生産加工用のデータを作成する仕事です。具体的には、船体線図の精度を高めてより滑らかな曲線にする作業(フェアリング)、3次元の外板を平面に展開する作業、内部構造材の部材をカッティングするデータを加工する作業などを行い、最終的に一枚の鉄板及び型鋼からなるべく無駄が生じないように各部材を配置(ネスティング)してNC切断用のデータを作成する仕事です。

工務
新造船建造の工程を管理する仕事です。お客様の求める期日に船を竣工させるためには、工事全体を把握したうえで、各工事の順番やスケジュールを定める必要があります。同時に工事に必要な人員の計画をたて、計画通りに工程が進んでいるか否かを日々チェックします。現場作業員が、安全かつ効率良く作業を始めることができるよう現場の整理整頓や事前準備を行ったり、船舶の建造中にお客様から寄せられる要望を営業や設計等の関係者と協議して具現化したり、船舶の社内検査や船級協会による検査を担当したりと設計・資材・営業部門と現場とをつなぐ重要な役割を担っています。

資材
その名の通り、船舶の建造に必要な資材の発注・管理を担う仕事です。1隻の船舶を建造するために必要となる資材は、種類も数も膨大であり、これらの資材を低コストかつタイムリーに現場に供給する必要があります。この他にも、建造する船舶の原価を管理するために必要な資料を作成することも重要な仕事の一つです。

事務職

営業
1隻あたり数億円から数十億円もする新造船を提案する仕事です。お客様の求めていることを敏感かつ正確に把握し、船舶の企画を行い、設計や資材と協力して仕様書や見積書を作成したうえでご提案します。この他にも起工・進水・竣工時の式典の手配や竣工時に手渡す資料の手配など、幅広い事務を担当しています。

総務
経理・財務、総務・人事、広報など、会社を運営する上で必要となる様々な事務を担当しています。お金や社員名簿の管理から、新聞広告・ホームページの作成などなど会社の土台を支える重要な仕事です。